前回の体験談1、体験談2で学校での充実した生活を教えてくれた山下くん。
今回は彼を支えたご家族、お母さまのインタビューです。
——今のお子さんの様子について教えて下さい。
らくと江守:本日はよろしくお願いします!貴重なお話が聞けると思います。
山下さん:ありがとうございます。よろしくお願いします。
らくと江守:まずは今の直太郎くんの学校生活について教えていただけますか?
山下さん: 学校が楽しいと、毎日遅くまでいろんな活動をしているようです。積極的にあれこれ参加して、今年は学級代表に、来年は科学部の副部長にも選ばれたそうです。しかし前と同じように私は勉強一切ノータッチですのでいつどこでどれだけ勉強しているのかわかりません。参観や個人懇談で聞くところによると、学校ではめちゃくちゃ気を張ってすべて真面目に取り組んでいるようです。家では勉強しているところを本当に見掛けませんので、多分家と外を完全に切り離しているんだろうと思います。なので私は家ではあまり構わないようにしています。
——らくとを受講されたきっかけはなんだったんですか?
山下さん: 子どもの親友が通っていて、そのお母さんからの紹介です。速読をさせようと思って始めたんだけど、とってもいいよー楽しく通ってるよと教えてもらったのがきっかけです。
——子どもには自分で知識を増やすことを楽しんでほしい。
らくと江守: らくとは、いわゆる従来の“勉強”と全く違うスタイルですが、不安はありませんでしたか?
山下さん: むしろそれを求めていたので不安はありませんでした。子どもには自分で知識を増やすことを楽しんでほしい、逆に学ぶことを嫌いになってしまったら終わりだ(笑)と、思っていましたから。
山下さん: 小さい頃から、親が面白い・興味をもつだろうと何かを与えても全く興味を持たなかったり、大人が考えていたことと違う反応が返ってくるんですね。だから私のアドバイスはもしかしてこの子の可能性を逆に制限してしまっているんじゃないかと思っていて。ですから早い段階で、周囲の人たち、友人や習い事の先生とか “専門家”(笑)に任せようってなりました。勉強のことは全部RAKUTOで聞いてきて!でした(笑)
らくと江守: 視点を変えたり、見る人が変わると実はすごい才能だったりするんですが、本人も親御さんも気づいてないなんてことはよくありますね。自分のスケールより大きい人の発想って評価できないですから。私たちもRAKUTOの普段の関わりの中でとても気をつけている点なんです。
山下さんのご家庭では、関わる習い事の先生や、ご友人方は対等に直太郎くんと付き合っておられて、とても勉強させられます。いろんな場所に出ていって、様々な考えの人に触れて、経験して刺激をもらう環境で、直太郎くんなりに昇華させているんだなと思います。周りの大人たちが応援したくなるのが彼のすごいところですね。
山下さん: 今でも学校の担任の先生や、ピアノの先生のご主人にいろいろ教わっているようです。聞いてきた数学の問題を時々お父さんと話あったりして楽しんでます。
——進路の選択について、どうして今の学校を選ばれたのでしょうか?何を基準・大切にして選択されましたか?お考えについて教えてください
山下さん: いわゆる詰め込みの学びは合わないと思っていました。これはRAKUTOを選んだ理由と同じです。ただ同時に親がよい学校と思っていても結局は本人がやりたい、行きたいと本気で思わないと上手くいかないと思っています。
——RAKUTOで提案された準備スタイルが理想的だった。
らくと江守: 進学の準備について、不安はありませんでしたか?
山下さん: 進学塾に行かないといけないのかなと最初は思いました。でも成績が上がれば上がればで、上に行けってなるでしょう?うちはこの学校に行きたいんだから、それ以上勉強するのもって感じで。まずはRAKUTOで相談させてもらって。先生に提案された準備スタイルが理想的でしたし、それが直太郎には合っていて、やりきれてよかったです。
らくと江守: 最初にご相談を受けたときは、どうやっていこうかといろいろ考えました。当時の面談の中でお話ししたことですが、咲くやこの花中学の考査スタイルは、算数は数学的センスを問う出題や、答えを書いて終わりではなく解答にいたった考え方を説明させたりなど、地頭や考える力、表現力を問う傾向があります。どれも付け焼き刃やではつかない力ですが、もともとRAKUTOの学習と相性はいいんです。直太郎くんはHOP/STEP/JUMPとRAKUTOのカリキュラムを順当に受講されていましたから、数学的ひらめきや、情報整理の仕方、文章の読みとき方・書き方など学ぶための土台はすでに準備できていました。
らくと江守: あとは演習量をどう確保するかでした。普通の学習塾だと解説・演習・テストと長時間塾にいることが必須なんです。でもRAKUTOは自ら学んでいけるように手助けしてあげる場所。教材・課題の選定やペース配分はこちらで計画しましたが、あくまでも勉強するのは本人。自分で解説を読み解いて、理解し演習、丸つけをし、解法の理解を深める、質問を持ってくる。この受験機会を通じて、演習のサイクルを自分で回すことを裏テーマにしていました。地頭や読解力・表現力といった土台のほか、コツコツと演習する、この両方が学びには必要ですから。
山下さん: 毎週、授業の後は2〜3時間、RAKUTOに残って自習して帰ってきていましたね。
らくと江守: 基本は土日で勉強を終わらせていたみたいですね。出した課題をやりきれなかったことはなくて、必ず仕上げてきていたのは立派でした。
——-RAKUTOに通ってよかったことは大きくなった今でも学ぶことが楽しい!!ってなったこと
らくと江守: らくとに通ってよかったことは今にどのように活きていると思いますか?
山下さん: 大きくなった今でも学ぶ事が楽しい!!ってなったこと、これに尽きます。
らくと江守: 直太郎くんは、RAKUTOの申し子のような生徒さんでした。卒業してからも”自分で学ぶ”スタイルを貫いてくれていて本当に嬉しいです。本日はどうもありがとうございました!
さくやこの花中学での生活や学びをたくさん教えてくれた山下直太郎くん。
自分が何に向いているか、将来の夢や挑戦したいことに日々の充実した環境から楽しく模索しているようですね。
受験がゴールではなく、生涯学び続ける、世界中の人に応援してもらえる。
そんなRAKUTOが理想としてきた姿を体現してくれる青年になってくれています!
次はどんな勉強、学びをへてきたのかを担任だった江守講師に解説してもらいます。
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