ゴールデンウイークのおでかけ予定はもうお決まりでしょうか。
2~4月にかけてHOPクラスの歴史で登場した「聖徳太子」「中大兄皇子」「聖武天皇」。
子どもたちの記憶にも新しいこの方たち所縁の観光スポットをご紹介します。
聖徳太子所縁の地
四天王寺
教室からも、ほど近い四天王寺さん。
聖徳太子が建立された1400年以上の歴史を誇るお寺です。
仏教を信仰していた蘇我氏がそれに反対する物部氏と争った際、
聖徳太子が、崇仏派の勝利を祈願して四天王を彫ったのだそうです。
その勝利の後に、四天王をお祀りしたのが四天王寺です。
それからのち、蘇我氏は繁栄するのですが・・・・。
中大兄皇子所縁の地
飛鳥寺
中大兄皇子と中臣鎌足が出会った蹴鞠の会が催されたお寺。
それが、飛鳥寺です。
でも、建立したのは蘇我氏。
大化の改新(乙巳の変)で中大兄皇子と争った一族ですね。
出会いの場所が、のちに敵となる一族のお寺とは・・・。
境内の外には、中臣鎌足によって討たれた蘇我入鹿の首塚も建てられています。
この首塚、ちょっとこわーいエピソードもあるので、ぜひ現地に足を運んでみてください。
聖武天皇所縁の地
難波宮跡公園
中臣鎌足が藤原姓を賜ったのち、藤原氏は徐々に権力を手にしていきます。
聖武天皇のお母さんも、藤原氏一族。
聖武天皇は何度か遷都をしますが、そのうちのひとつが難波宮です。
日本書紀などには記録があるものの、長らくどこにあったのかがわからなかった難波宮。
史跡として確認されたのは昭和36年なのだそうです。
大阪城からも歩いていける距離にあります。
ゴールデンウイーク中の1日、歴史に触れに行ってみよう!