実物を実際に使って体感していくことが、図形や立体を理解する早道ですよ〜。
平面の、紙の問題だけでは空間をイメージする力はつかないですよ〜。
といつもお伝えしておりますが・・・。
「ブロックは小さい時から買ってあげていたんですけど・・・。」
というお声もよく聞きます。
良いと聞いて与えたはずなのに、効果が感じられない。
もっと違うやり方があるのではないか?
やっぱり持って生まれたセンスがあるんじゃないかしら・・・。
今回はそんな疑問についてお話をしたいと思います。
買ったそのおもちゃ熱中しましたか?
よくよくお話を聞いていくとお子さんはあまり興味を示さなかったり、使いこむほど遊んでいなかったり。
空間認識力をつけるのにブロック遊びが、とても良いと言っても、それは本人が入れ込んで遊び倒してくれることが大前提です。
“お勉強”ではなく遊びで力をつけて欲しいのならば、おもちゃを与えただけでは足りないのです。
大事なのは子どもに合わせていくこと。
巷でいいと言われている教材や知育グッズ。
でも、お子さんが食いついてくれるかどうかはまた別です。
お子さんが見向きもしなかったときに、どう興味を引かせてあげるか、何か代わりのもので取り入れられないか。
教材やおもちゃの良いトコロ、エッセンスを見抜いて、お子さんの個性に合わせて工夫して取り入れることが大事になります。
“お勉強”ではなく”遊び”で力をつけたいならば気をつけたいこと
- 一人でやらせない。
初めてのおもちゃは、案外、遊び方がよくわかっていなかったりするものです。
ですから、面白さがわかるまではしばらく家族と一緒に遊ぶとよいです。
遊び方や面白さがわかってくると、一人で兄弟で、勝手に遊び始めてくれることが多いです。
- まずは大人が楽しむ
子どもが興味を持たない時は、まずは大人が楽しく遊んでください。
「楽しいよ」という言葉よりも、大人が遊びを楽しんでいる姿の方がよほど子どもの心を動かします。
楽しそうに家族がやっていることに、子どもが寄ってこないことはありません。
- 子どもは想像以上に大人を観察していることを知る
すぐに寄ってこないからと、あきらめないことが大事です。
この時間、実は子どもはとてもよく観察しているんです。(時には何日も何週間も!)
そして、大人とちがって見ているだけでも楽しいし、学んでいます。
大人が遊んでいる姿を見せるだけでも、素晴らしい効果があるんです。
- 遊び方のテーマを上手に選ぶ
たとえばブロック遊びならば、どうしても男の子向けのパッケージやパーツが多いのも事実です。(スターウォー●シリーズとか・・・。)
あまり用途が限定されてしまわないように、できるだけシンプルな製品を選びます。
女の子の場合、ブロックで作るもののテーマを上手に選んであげると楽しめます。
たとえばブロックでお雛様を作ってみたり、女の子はストーリー的なものが大好きなのでお気に入りの絵本の世界を表現してみたりするのも面白いと思います。
いかがでしたか?
お家で楽しく力をつけたいとき、気にした方が効果的なちょっとしたコツ、まとめてみました。
お家で実践されましたら、ぜひ感想を聞かせてください。