「みかんは、冬に温暖で、年間を通して雨が少ない地域でよく育つんだよ」
日本の地理(瀬戸内気候など)を学んだ小学4年生の子が、ある日、スーパーの果物売り場でアメリカ産のオレンジを見つけました。
産地には「カリフォルニア」と書かれています。
その子は言いました。
「もしかしてアメリカのカリフォルニアって、日本のみかんの産地みたいに暖かくて雨が少ない場所なの?」
――大正解です。カリフォルニアは地中海性気候で、まさにその通りの環境です。
これこそが、RAKUTO天王寺校が実践している引き出す教育の現場で日常的に起きている光景です。
詰め込み教育のデメリット:知識が「点」で終わる
もしこの子が、一般的な「詰め込み教育」の環境にいたらどうなっていたでしょうか。
おそらく「みかんの産地=愛媛、和歌山」とテストのために丸暗記し、カリフォルニアオレンジを見ても何も感じなかったはずです。
詰め込み教育の最大のデメリットは、「教えられたこと(単発の知識)しか分からない人間になってしまうこと」にあります。知識がバラバラの「点」のまま脳に格納されているため、新しい場面に遭遇したときにそれを応用する(仮説を立てる)ことができません。
これでは、激変するこれからのAI時代を生き抜くことは困難です。
「引き出す教育」:1つの知識から世界を推測する
一方で、RAKUTOの「引き出す教育」を受けた子どもたちは、1つの知識を「線」や「面」へと広げていく力を持っています。
もう一つ、素晴らしい実例があります。
日本地理の授業で、暖流と寒流がぶつかる「潮目(しおめ)」はプランクトンが豊富で、最高の漁場になるという理屈を学んだ子がいました。
その後、その子は教室にある地球儀をじっと眺めていたのですが、突然こう叫んだのです。
「先生!東北の沖以外にも、寒流と暖流がぶつかっている場所を地球儀で見つけた!もしかして南米のチリの沖や、ヨーロッパの北の海も、ものすごい漁場になるんじゃない!?」
これも大正解です。チリ沖や北海は、世界三大漁場に匹敵する超一級の漁場です。
日本の小さな一角で学んだ「潮目の理屈」を使って、地球の裏側の海で何が起きているかを自分で考えて導き出したのです。
なぜ、これほど差が生まれるのか
差が生まれる理由は、授業の中で「仮説を立てる訓練」をしているかどうかにあります。
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詰め込み教育: 「世界の漁場はここです、覚えなさい」と結果を押し付ける。
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引き出す教育: 「なぜここで魚が捕れると思う?」と問いかけ、理屈から未来を予測させる。
子どもは本来、知的好奇心の塊です。大人が先回りして正解という名の「鳥籠」に閉じ込めなければ、子どもたちは勝手に仮説を立て、手持ちの知識を総動員して世界を解き明かそうとします。
大人から与えられた知識の量で勝負する時代は終わりました。
本当に価値があるのは、学んだ理屈を使って、目の前にある新しい情報を自ら消化し、新しい価値を生み出す力です。それこそが、私たちが詰め込みを捨て、「引き出す教育」にこだわり続ける理由です。
「RAKUTOの『引き出す教育』の具体的な中身、4つの脳科学メソッドについては
【関連記事:[DMSKとは何か]】をご覧ください。」
よくある質問(FAQ)
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Q. 詰め込み教育をやめると、学校の成績(テストの点数)が落ちたりしませんか?
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A. むしろ逆です。理屈が分かっている子は、応用問題や初見の記述問題に対して圧倒的な強さを発揮します。丸暗記に頼っている子は問題の出し方を変えられると全滅しますが、本質を理解している子はどんな角度から聞かれても自分で答えを導き出せます。
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Q. RAKUTOの授業で、子どもがここまで自分で考えるようになるのはなぜですか?
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A. 授業の中に「正解を当てるクイズ」ではなく、「なぜそうなるのかをみんなで話し合う(ディスカッション)」の時間を標準で組み込んでいるからです。間違えることを恐れず、自由に仮説を立てられる心理的安全性があるため、思考力が爆発的に伸びていきます。
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Q. 家でも「引き出す教育」を実践するコツはありますか?
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A. お子さまが何か知識を教えてくれたときに、「へえ、すごいね」で終わらせず、「じゃあ、もし〇〇だったらどうなると思う?」と、一歩先を予測する問いかけをしてみてください。スーパーの買い物やニュースなど、日常のあらゆる場所が最高の学び場になります。
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